株式会社チェンジウェーブグループは2026年5月12日、企業横断型コンソーシアム「エクセレント・ケア・カンパニー・クラブ(ECCクラブ)」の第5期活動開始を発表しました。同クラブは2026年4月より活動を開始しています。
2025年の改正育児・介護休業法施行を背景に、企業の仕事と介護の両立支援は、制度を整える段階から、社員が実際に行動できる環境づくりへと課題が変化しています。
介護離職防止という守りの視点から、働き続けながら成長できる環境づくりへと視点が広がりつつあるでしょう。
「制度はあるのに使われない」企業現場の課題
少子高齢化が進む中、家族介護を担いながら働く「ビジネスケアラー」の増加は、多くの企業にとって重要な課題となっています。
ECCクラブ参加企業への事前アンケートでは、「社員が自分事として捉えていない」「介護に直面するまで準備行動につながらない」といった課題が挙がりました。
また、「管理職や周囲をどう巻き込むか」「相談しやすい空気感をどう作るか」など、制度そのものよりも職場風土に関する悩みも目立っています。
介護は突然始まるケースも多く、制度整備だけでは十分ではない現状が見えてきます。
24社が参加し“行動が生まれる職場づくり”へ
ECCクラブ第5期には、金融、建設、製薬、食品、通信など幅広い業界から24社40名が参加。今期は、「いかに社員の具体的な行動を引き出すか」をテーマに分科会活動を進めます。
有識者や専門家からの知見提供も受けながら議論を深め、2026年11月開催予定の「ECCカンファレンス」で成果を発表する予定です。
これまでの企業の介護支援は「介護離職を防ぐ」という視点が中心でした。しかし今後は、「介護をしながらでも働き続け、成長できる環境をどう作るか」が重要になっていくでしょう。
編集部より
仕事と介護の両立は、今後さらに多くの働く世代が直面する課題です。制度の有無だけではなく、「相談しやすさ」や「支え合える職場文化」をどう作るかが、企業に求められてくるでしょう。
介護をしながらでも働き続け、成長できる社会づくりに向けて、企業の取り組みに注目が集まりそうです。
参照元:プレリリース





