2026年6月30日、株式会社サイエンスは、介護用ファインバブル入浴装置「ミラブル アシストバス」を、株式会社SOYOKAZEが運営する介護付きホーム「交欒(まぜらん) 森ノ宮」(大阪府大阪市中央区)へ初導入したと発表しました。
介護現場では入浴介助の身体的負担や人手不足が課題となっており、こうした技術の活用が現場改善につながるか注目されます。一方で、その効果は今後の運用実績や検証も重要になるでしょう。
入浴介助の負担軽減を目指す新たな設備を介護施設へ初導入

今回導入された「ミラブル アシストバス」は、2025年の大阪・関西万博で展示された「ミライ人間洗濯機」の技術を介護現場向けに応用した社会実装モデル第一号です。
ファインバブルを活用し、浴槽内で身体を洗浄することで、介助者が全身をこすり洗いする工程の負担軽減を目指しています。
また、浴槽ドアの採用により浴槽をまたぐ必要がない構造とし、転倒リスクにも配慮。顔や髪は専用シャワーで洗浄する仕組みで、利用者の肌への負担軽減も図っています。
施設によると、利用者から「お肌がしっとりして気持ちいい」「お風呂が楽しみになった」といった声が寄せられているということです。
技術導入だけでは解決できない介護現場の課題
介護現場では、高齢化の進展とともに介護需要が増える一方、人材不足が深刻化しています。特に入浴介助は身体的負担が大きく、職員の負担軽減は重要な課題です。
今回のような介護機器は、介助負担の軽減や安全性向上につながる可能性も。しかし、機器だけで人材不足が解消されるわけではなく、導入コストや運用体制なども含めた総合的な取り組みが求められます。
編集部より
介護現場では、人手不足への対応としてICTや介護ロボットの導入が進んでいます。今回の設備も、その流れの一つとして注目される事例です。
一方で、本発表は開発企業によるプレスリリースに基づく内容です。実際の効果については、多施設での導入実績や客観的な検証結果が蓄積されることで、より評価が明確になっていくでしょう。
参照元:プレスリリース
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