2026年5月22日、ドクターメイト株式会社は、北海道石狩市の特別養護老人ホーム 石狩希久の園 におけるオンライン医療支援の導入事例を公開しました。
今回の事例では、慢性的な看護職員不足に悩んでいた特養が、オンラインによる夜間オンコール代行や医療相談サービスを導入したことで、人員配置基準割れの危機を回避し、その後の採用改善や教育体制の整備につながったとされています。
介護現場では人材不足が課題となっていますが、今回注目したいのは、”働き続けやすい環境づくり”が採用改善につながった点です。
“夜間オンコール”が看護職員採用の壁に
北海道では、広域移動や積雪など地域特有の事情もあり、介護・看護人材の確保が難しい状況が続いています。
石狩希久の園でも看護職員の採用に苦戦し、配置基準割れによる減算リスクを抱えていたとのことです。
そこで2022年から、「夜間オンコール代行」や日中医療相談、研修支援サービスを導入。施設長のコメントでは、夜間オンコールの負担が、看護職員の採用を難しくする要因になっていたとしています。
導入後は、「オンコール負担が軽減される施設」という点が採用時の強みとなり、令和3年度に0人だった看護職員の入職者数は、導入直後の令和4年度に2人、令和7年度には6人まで増加したとのことです。
DX化が”教育の見える化”にもつながる
医療教育サービス「Dスタ」を活用したことで、法定研修の受講履歴やスケジュール管理が可視化され、北海道の運営指導でも評価されたとしています。
編集部より
今回の事例は、介護DXが単なる業務効率化ではなく、「働きやすさ」や「採用力」にも影響する可能性を示したケースといえるでしょう。
一方で、オンライン医療支援だけで課題が解決するわけではなく、地域医療との連携や現場体制の整備も引き続き重要になりそうです。
参照元:プレスリリース





