介護食の常識を変える「デザート発想」。トーニチが農林水産大臣賞・金賞をダブル受賞

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2026年4月13日、福島県のデザートメーカーであるトーニチ株式会社は、日本食糧新聞社が主催し農林水産省が後援する第11回介護食品・スマイルケア食コンクールにおいて、同社の商品「ギュッと完熟 味わいりんご」が農林水産大臣賞を、「和みのひとさじ あずきプリン」が金賞を受賞したことを発表しました。

介護食に「栄養」だけでなく「食べる喜び」を追求した姿勢が、最高峰の舞台で高く評価されました。

まるで本物のカットフルーツ。農林水産大臣賞「ギュッと完熟 味わいりんご」

咀嚼・嚥下機能が低下した方にとって、生の果実を食べることはハードルが高いもの。その課題に、デザートメーカーとして培ってきた技術で応えたのが、今回の受賞商品です。

視覚と風味を損なわない「やわらか食感」

「味わいりんご」は、見た目が本物のカットフルーツそのもの。ユニバーサルデザインフード(UDF)の「舌でつぶせる」基準を満たしており、噛む力が弱くなった方でも安心して果実の風味を楽しめます。

少量でしっかり栄養補給

3粒(50g)で、不足しがちなカロリー(80kcal)、鉄分(6.0mg)、ビタミンC(30mg)を摂取できる設計になっており、食事量が落ちてしまった方の栄養サポートにも最適です。

金賞受賞。なめらかな和風スイーツ「和みのひとさじ あずきプリン」

少量でも満足感を得られる設計が評価された「和みのひとさじ」シリーズです。

  • 高栄養な50g:たんぱく質5g、亜鉛5mg、カルシウム102mg、ビタミンD 8.5μgが凝縮されています。
  • なめらかな口どけ:高齢者でも安心して楽しめる食感設計で、素材の美味しさを活かしたやさしい甘さが特長です。

介護食は「栄養」から「楽しみ」の時代へ

日本の要介護・要支援認定者が700万人を超えるなか、在宅介護の現場では「食べる楽しみ」や「食べ飽きない美味しさ」といった体験価値への関心が高まっています。

プロのデザート技術を応用

トーニチは長年医療・介護現場向けにデザートを提供してきたノウハウを活かし、「最後まで美味しく食べきれること」を最優先に開発しています。

販路の拡大

今後は医療・介護施設だけでなく、在宅で介護をする一般消費者向けの展開も強化していく方針です。

編集部より

今回のダブル受賞は、介護食における「彩り」や「デザートの力」の重要性を改めて証明しました。

「ギュッと完熟」シリーズのように、見た目が本物の果物に近いことは、食欲を刺激し「自分で食べたい」という意欲を引き出す大きなきっかけになります。

栄養管理が義務になりがちな介護生活において、こうした「おいしい喜び」を感じられる食品が身近になることは、当事者だけでなく、食事を準備するご家族の心の負担も軽くしてくれるはずです。

参照元:プレスリリース

ススメちゃん右

執筆者紹介

介護の不安を「安心」に変える情報サイト 介護のススメ編集部
ケアマネジャーや社会福祉士など、介護現場の最前線を知る専門家チームが監修・執筆しています。40代から始まる親の介護や、仕事との両立、介護保険制度の複雑な仕組みを、どこよりも分かりやすく、正確に解説。介護に携わるすべての方の「今、知りたい」に寄り添った解決策をお届けします。

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