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高齢化の進展とともに、認知症は誰にとっても身近な課題になりつつあります。
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予測されており、地域全体での理解と支え合いが重要です。その第一歩として注目されているのが「認知症サポーター養成講座」です。
本記事では、サポーターの役割や講座の内容、江東区での開催予定について詳しくご紹介します。
目次
この記事でわかること
- 認知症サポーターの役割と、地域での活動の広がり(チームオレンジ)
- 江東区で開催される養成講座の日程・会場・申込方法(定期開催+特別講座)
- 地域・学校・企業向けの個別開催の流れと問い合わせ先
認知症とは?
認知症とは、いろいろな原因で脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活に支障が出る状態が6か月以上続いていることをです。
認知症は誰にでも起こりうる脳の病気によるものであり、アルツハイマー病など、認知症を引き起こす病気は複数あります。
しかし、認知症の人は「何もわからない」「何もできない」わけではありません。特に初期には本人が症状に気づき、不安や悲しみを抱えることも多く、症状が進行すると家族の介護負担が大きくなることもあります。
だからこそ、地域全体で理解を深め、認知症の人やその家族を尊重しながら支える仕組みが必要です。
認知症サポーターとは?
「認知症サポーター養成講座」を受講すると、認知症サポーターとして登録されます。サポーターは特別な資格を持つわけではなく、認知症について正しく理解し、偏見を持たずに温かく見守る「応援者」です。
認知症サポーターに期待されること
サポーターには以下の行動が期待されています。
- 認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
- 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
- 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
- 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
- まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
無理のない範囲から始めることが、認知症の人や家族を支える大きな力となります。
活動の広がり|チームオレンジ
講座で学んだ知識を生かし、認知症カフェでの活動や日常の声かけなどに取り組む方も。
さらに、認知症の本人・家族・サポーターが協力し合う「チームオレンジ」では、困りごとへの継続的な支援を地域で実践しています。
チームオレンジのメンバーとして活動するには、認知症サポーターステップアップ講座の受講が必要です。
認知症サポーター養成講座の内容
講座は1回約90分。研修を受けた講師(キャラバン・メイト)が、認知症の症状や接し方について分かりやすく解説します。受講料は無料です。
受講者には「認知症サポーターカード」が配布され、サポーターであることを示す目印となります。
江東区では定期開催のほか、夜間特別編や学校・地域団体への出張講座も実施。小学生や中学生向けには、授業時間に合わせた短縮版も用意されています。
今後の開催予定(江東区)
江東区では令和8年5月以降、下記のように講座を予定しています。
| 日付 | 時間 | 開催場所 | 定員 |
|---|---|---|---|
| 令和8年5月10日(日) | 13:30〜15:00 | りそな!n 深川ギャザリア レガーレ(木場1-5-9)2階 | 区内在住・在勤・在学の方20人 |
| 令和8年5月13日(水) | 14:00~15:30 | 砂町文化センター(北砂5-1-7)3階 サブ・レクホール | 30人 |
| 令和8年6月20日(土) | 10:00~11:30 | 豊洲文化センター(豊洲2-2-18)7階 サブ・レクホール(豊洲シビックセンター内) | 30人 |
| 令和8年7月16日(木) | 14:00~15:30 | 総合区民センター(大島4-5-1)7階 第5会議室 | 30人 |
※5月10日の講座については、講座終了後、ご希望の方は認知症体験VRをお試しいただくことが可能です。
申込方法
【5月10日開催分】
令和8年4月15日9:00~申し込み開始:認知症サポーター養成講座(りそな!n 深川ギャザリア レガーレ) 予約フォーム
【令和8年5月13日開催分】
令和8年3月15日9:00~申し込み開始:認知症サポーター養成講座(令和8年5月)予約申し込みフォーム
【令和8年6月~7月開催分】
令和8年5月15日9:00~申し込み開始予定:認知症サポーター養成講座(令和8年6・7月)予約申し込みフォーム
そのほかの講座(江東区)
定期開催のほかにも、対象やテーマに合わせた講座が予定されています。いずれも受講料は無料です。
小学生のための認知症サポーター養成講座(夏休み特別編)
劇やアニメを見ながら、親子で認知症について学べる講座となっています。
- 日時:令和8年8月5日(水)14:00〜15:30
- 場所:江東区文化センター 3階レクホール(東陽4-11-3)
- 定員:江東区在住の小学生とその保護者40組(申込順)
- 申込:令和8年7月5日 9:00より開始予定
認知症サポーター養成講座〜認知症世界の歩き方 for サポーターズ〜
書籍・NHK Eテレ番組「認知症世界の歩き方」のコンテンツを活用したプログラムです。
- 日時:令和8年8月20日(木)14:00〜16:00
- 場所:江東区文化センター 3階レクホール(東陽4-11-3)
- 定員:30名
- 申込:令和8年7月5日 9:00より開始予定
認知症サポーター養成講座(夜間開催)
日中参加が難しい方向けに、年1回夜間に開催しています。
- 日時:令和8年9月10日(木)18:30〜20:00
- 場所:江東区文化センター 3階レクホール(東陽4-11-3)
- 定員:30名
- 申込:令和8年7月5日 9:00より開始予定
個別開催のご案内|地域・学校・企業などでも実施可能
江東区では、定期開催の講座に加えて、地域や学校、企業などの希望に応じた「認知症サポーター養成講座の個別開催」も行っています。
身近な場所で仲間と一緒に学ぶことで、より実践的な理解が深まり、地域全体の支え合いの輪が広がります。
個別開催までの流れ
地域の集まりや団体向けに、キャラバン・メイトが出張して講座を実施することも可能です。受講料(テキスト代)は無料で、少人数からでも開催できます。
1.参加者を集める
自治会・町会・老人クラブ・学校・企業・店舗・友人グループなど、形態は問いません。
2.会場を用意する
地域内の集会所や学校、施設など、受講者が集まれる場所をご用意ください。
3.地域包括支援センターへ連絡
最寄りの長寿サポートセンター(地域包括支援センター)へご相談いただければ、開催日時や内容について調整が行われます。
学校への出張講座
区内の小中学校・義務教育学校・高校・専門学校・大学などでも、キャラバン・メイトによる講座が開催可能です。
小・中学生向けには授業時間(45~60分程度)に合わせたプログラムを用意し、子ども向けテキストやアニメーションを使ってわかりやすく学べる内容となっています。
ご希望の学校は、地域ケア推進課地域ケア係までお問い合わせください。
地域全体で支える認知症ケア
認知症は誰にとっても身近な課題です。サポーター養成講座を通じて正しい理解を持ち、身近な支援を実践することが、認知症の人や家族の安心につながります。
地域全体が温かい目で見守り、協力し合うことで、認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けられる社会を実現していきましょう。
受講を希望される方は、お近くの長寿サポートセンター(地域包括支援センター)や江東区地域ケア推進課地域ケア係(電話:03-3647-4398)へお問い合わせください。
参照元:江東区 認知症サポーターになりませんか(認知症サポーター養成講座)

「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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