高齢化が進む中、認知症の方やその家族を地域全体で支える取り組みの重要性が高まっています。
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、医療・介護サービスだけでなく、地域住民による見守りや理解も欠かせません。
こうした中、中野区では「令和8年度 中野区認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)養成講座」を開催します。
この講座は、認知症サポーター養成講座を受講した方などを対象に、認知症への理解をさらに深め、地域活動につなげることが目的です。
修了後は「認知症みまもり隊」として登録され、地域での見守り活動や認知症啓発活動などへの参加が期待されています。
目次
この記事でわかること
- 中野区が開催する「認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)養成講座」の内容・日程・申込方法
- 講座の参加対象者や受講条件、ボランティア体験の流れ
- 認知症サポートリーダーとして地域で活動するまでのステップと役割
中野区認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)とは
認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)は、認知症についての知識を深め、地域の中で認知症の方や家族を支える活動を行うボランティアです。
認知症サポーター養成講座を受講したあと、「もっと知識を深めたい」「地域で役立つ活動をしたい」と考える方に向けて実施されているのが本講座です。
講座修了後、登録された方には「中野区認知症みまもり隊登録証」とロバピンバッジが贈呈されます。
また、修了後は地域での見守り活動に加え、中野区主催の認知症啓発イベントなどで活躍することも期待されています。
なお、「認知症サポーター養成講座」の詳細についてはこちらのページをご確認ください。
参加対象者と受講条件
参加対象者は、以下の4つすべてに該当する方です。
- 全2回の講義とボランティア体験に参加できる方
- 中野区在住・在学・在勤の方
- 認知症サポーター養成講座を受講済み、または受講予定の方
- 地域で誰かの役に立ちたい、活動したい方
なお、認知症サポーター養成講座を「受講予定」の方も申し込み可能ですが、既に受講済みの方が優先となります。これから受講する意思がある方については、相談のうえ受け付けています。
開催概要
講座概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | 令和8年度 中野区認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)養成講座 |
| 定員 | 30名(先着順) |
| 申込期間 | 令和8年5月21日(木)~6月19日(金) |
| 申込方法 | 電話・FAX・窓口・Logoフォーム |
| 窓口 | 中野区役所3階 3番窓口 |
| 会場 | スマイルなかの 3階 会議室A・B(中野区中野5-68-7) |
| 電話番号 | 03-3228-5785 |
| FAX番号 | 03-3228-5620 |
定員は30名で、先着順となっています。地域活動や認知症支援に関心のある方は、早めの申し込みが安心です。
第1回講座では認知症の方との関わり方を学ぶ
第1回講座は、令和8年6月25日(木)午後1時30分から午後3時45分まで開催されます。
テーマは以下の2つです。
- 「認知症の方との関わりのポイント」
- 「認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)の活動について」
講師には、なごみ訪問看護ステーションの認知症看護認定看護師・柳生珠世氏、オレンジカフェさぎのみやの太田義春氏が登壇予定です。
第2回講座では地域づくりや活動のヒントを学ぶ
第2回講座は、令和8年7月30日(木)午前9時30分から正午まで開催されます。
テーマは、「認知症になってもその人らしく生きられる地域づくり~認知症サポートリーダー活動のヒント~」です。あわせて、ボランティア体験の共有も行われます。
講師は、しらさぎ桜苑地域連携室長・白岩裕子氏です。
ボランティア体験も実施
本講座では、座学だけでなくボランティア体験も実施されます。
期間は令和8年6月29日(月)から7月29日(水)までの間で1回となっており、体験先は「なかのオレンジカフェ」や「認知症地域支援推進事業」です。
認知症カフェでは、認知症の方や家族、地域住民、専門職などが交流しており、実際の現場を体験することで、認知症支援への理解をより深めることができます。
ボランティア保険への加入が推奨
講座の参加費自体は無料ですが、ボランティア体験を伴うため、ボランティア保険(年間350円〜)への加入が推奨されています。
加入方法については、講座内で案内される予定です。活動中の万が一に備える意味でも、安心して地域活動に参加するための大切な準備といえるでしょう。
地域全体で認知症を支える取り組みが重要に
認知症の方が増加する中、「認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」は全国的な課題となっています。
特に近年は、地域住民による見守りや支えあい活動の重要性が高まっており、自治体でも認知症サポーターや地域ボランティアの育成が進められています。
地域で認知症を支える意識が広がることは、認知症の方の孤立防止や家族の負担軽減に加え、早期受診や支援体制の充実にもつながる重要な取り組みです。
中野区で地域活動や認知症支援に関心がある方は、今回の講座をきっかけに、地域の支え合い活動に参加してみてはいかがでしょうか。
参照元:中野区 令和8年度 中野区認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)養成講座、令和8年度認知症サポートリーダー(認知症みまもり隊)養成講座チラシ、認知症サポーター養成講座

執筆者紹介
「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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