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この記事では、東京都板橋区の「高齢者紙おむつ等の現金助成」について、制度を利用するための手続き・注意点をわかりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- 板橋区の「高齢者紙おむつ等の現金助成」の対象条件
- 助成を受けるための手続きの流れ
- 領収書紛失時や退院・入所時など、状況変化に応じた注意点
「現金助成」とは?
月額7,000円を上限として、実際に支払った紙おむつ代の一部が助成される制度です。
板橋区の紙おむつ支援には、おむつが現物で届く「現物支給」と、費用が戻る「現金助成」があります。
「現金助成」は、入院・入所先の病院や施設が「紙おむつの持ち込みを禁止している」などの場合に利用できる制度です。持ち込み可能な施設の場合は「現物支給」の対象となります。※同一月に「現物支給」と「現金助成」を併用することはできません。
なお、助成対象となるのは病院(施設)が指定する紙おむつ・尿取りパッドの購入代金のみです。布おむつ・おむつカバー・おむつ廃棄料等は対象外です。また、ドラッグストアや通販等で個人購入した紙おむつ代も対象になりません。
対象者の要約
板橋区に住民登録があり、要介護1以上で常時失禁状態の方が対象です(40〜64歳の要介護認定者を含む)。
ただし、以下に該当する場合は対象外です。
- 世帯で最も所得が高い人の前年分(6月までは前々年分)の所得が基準額を超える場合
- 生活保護世帯、中国残留邦人等支援給付世帯
- 介護保険施設に入所している方(※一時的な入院は対象/有料老人ホーム等は対象)
- 心身障がい者紙おむつ助成を受けている方
所得基準
- 扶養なし:257.2万円
- 1人:305.2万円
- 2人:343.2万円
- 3人:381.2万円
※以降1人増えるごとに38万円加算
助成を受けるための3つのステップ
助成を受けるためには、以下の3つのステップを踏む必要があります。
1.【最重要】まず区の決定を受ける
助成の対象は、区に申請し、利用決定を受けた月以降の費用です。決定前の費用は対象外のため、入院が決まったら速やかに申請しましょう。
2.請求書類を揃える
請求には主に以下の書類が必要です。
- 紙おむつ等購入費助成請求書(区の指定様式)
- 支払金口座振替依頼書(初回のみ)
- 領収書
※なお、領収書は以下の①②のいずれかが必要
①病院・施設に直接支払った場合→ 病院(施設)発行の領収書のみ提出
氏名・おむつ代・期間・入院(入所)先・領収印が記載されたもの
②アメニティ業者等に支払った場合→ 以下の2点をセットで提出(同一期間のもの)
- 業者発行の領収書(氏名・おむつ代・期間・領収印あり)
- 病院(施設)発行の領収書(氏名・期間・入院(入所)先・領収印あり)
3.期間内に請求する
請求は原則4か月ごと(8月、12月、4月)に行いますが、毎月請求することも可能です。費用が発生した月から1年以内であれば請求可能。
現金請求書類の提出先(窓口・郵送)
請求書類は、窓口または郵送で以下へ提出しましょう。郵送の場合は、すべての書類が揃って到着した日が受理日となります。
〒173-8501 東京都板橋区板橋2-66-1(区役所北館2階17番)板橋区 高齢政策課(高齢者相談・給付係)
よくある質問 Q&A
以下では、助成を受ける際のよくある質問についてご紹介します。
Q.領収書をなくしたら?
A.助成は受けられません。領収書は大切に保管してください。
Q.退院(転院)したらどうすればいい?
A.在宅に戻る場合や、転院先でおむつの持ち込みが可能になった場合は、「現物支給」への切り替え手続きが必要です。一方、転院先でも病院指定のおむつを使用する場合は、引き続き現金助成の対象となります。いずれの場合も、速やかに高齢政策課(03-3579-2464)へ連絡してください。
Q.特別養護老人ホームに入所した場合は?
A.助成は終了となります。
入院中の紙おむつ代負担を軽減する制度と活用ポイント
入院中の紙おむつ代は大きな負担です。この制度を正しく理解し、賢く活用して経済的負担を軽減しましょう。
参照元:板橋区 高齢者紙おむつ等の現金助成(おむつ代の助成)、高齢者紙おむつ等の支給

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





