【3/17追記】最新情報を反映しました。
この記事では、要介護・要支援認定を受けた方が自宅で自立した生活を送るための「介護保険住宅改修制度」について詳しく解説します。
転倒防止や介助の負担軽減につながるこの制度を賢く利用し、住み慣れた家をより安全な環境へ整えましょう。
目次
この記事でわかること
- 葛飾区の介護保険住宅改修制度の概要と上限20万円の補助内容
- 立替不要で自己負担分のみ支払う「受領委任払い」の仕組み
- 協定締結事業者の探し方と申請前の注意点
自宅を安全な場所に変える重要な制度
手すりの取り付けや段差解消などの改修に対し、上限20万円までの費用が補助される仕組み。
利用者は原則1割(所得により2割・3割)の自己負担で改修が可能となります。
ただし、工事着工前に必ず区へ「事前審査申請」を行い、承認を得なければなりません。承認後に届く「事前審査確認書」を受け取る前に着工してしまうと、住宅改修費の支給対象外となります。
申請内容が適切でない場合も同様ですので、まずは担当のケアマネジャーや介護保険課へ相談しましょう。
一時的な負担をなくす「受領委任払い」
区と協定を結んでいる事業者を利用すれば、最初から自己負担分のみの支払いで工事が完了します。
通常は全額をいったん立て替える「償還払い」が基本ですが、葛飾区では「受領委任払い」という便利な仕組みを導入。この制度を利用すれば、まとまった現金を工事前に用意する必要がなく、家計への負担が軽減されます。
協定締結事業者の探し方と申請書類
区内だけでなく、近隣の足立区・江戸川区・墨田区・江東区などの事業者との協定が結ばれています。
区の公式サイトでは、受領委任払いを利用できる協定事業者の最新リスト(令和8年2月28日時点)をエリア別に公開。都内他地区や千葉・埼玉・神奈川県の事業者リストも確認できます。
このほか、事前・事後の申請に必要な各種申請書や見積書、理由書などのフォーマット(Excel・PDF形式)もウェブサイトから直接ダウンロードでき、記入例も掲載されています。
詳しい手引きを知りたい方は、こちらをご覧ください。
「葛飾区介護保険住宅改修の手引き」
お問い合わせ先
申請書類の作成や手続きの詳細については、以下の窓口で受け付けています。
- 部署: 葛飾区役所 介護保険課 管理係(2階 201番窓口)
- 電話: 03-5654-8443
参照元:葛飾区 介護保険住宅改修についてて、葛飾区介護保険住宅改修の手引き

執筆者紹介
医療と介護を繋ぐ。20年の看護経験を活かした、命と生活を守る情報発信。
透析看護を中心に、病院・在宅医療の両現場で20年以上のキャリアを持つ現役看護師。医療的ケアが必要な方の生活指導や、患者家族への支援に深く携わる。看護師としての専門知識とケアマネジャーの視点を掛け合わせ、持病を抱えながらの介護や、退院後の生活設計など、医療的な裏付けに基づいた「安心できる介護のあり方」を分かりやすく伝えます。





