高齢化の進行に伴い、介護現場では人材確保が大きな課題となっています。こうした中、東京都目黒区では、介護現場の負担軽減を目的とした「介護事業所有償ボランティアマッチング支援事業」を実施しています。
本事業は、介護・福祉業界特化型の有償ボランティアマッチングサービス「スケッター」を活用し、介護事業所とお手伝いをしたい人をつなぐ取り組みです。
介護業界未経験者や無資格者でも行うことのできる、配膳・下膳・見守り・レクリエーションなどの周辺業務を担うことで、介護職員の負担軽減を図ります。
目次
この記事でわかること
- 目黒区が実施する「スケッター」を活用した介護事業所向け有償ボランティアマッチング支援事業の概要
- スケッターの仕組みと利用の流れ(登録から謝礼金受け取りまで)
- 令和8年5月26日開催のオンライン概要説明会の参加方法と申し込み先
「スケッター」とはどのような仕組みか
「スケッター」は、空いた時間にお手伝いをしたい人と、人手を必要とする介護事業所をマッチングする有償ボランティアサービスです。
16歳から登録可能で、数時間の単発参加もできることから、学生から高齢者まで幅広い年代が参加しています。
利用希望者は、ウェブサイトで会員登録後、案件一覧から希望するお手伝いを検索し、日時を選択して応募します。施設側の承諾後、当日に活動を行い、終了後に施設から謝礼金を受け取る流れです。
専門的な介護技術を必要としない業務が中心であるため、「介護の仕事に関心はあるが経験がない」という人でも参加しやすい点が特徴です。
介護事業所向けオンライン概要説明会を開催
目黒区では、介護人材の確保が難しい区内介護事業所を対象に、「介護事業所有償ボランティアマッチング支援事業」のオンライン概要説明会を開催します。
開催日時
令和8年5月26日(火曜日)午後1時30分から午後2時30分まで
会場
Zoom会議
参加方法
専用申し込みフォームからの事前申し込みが必要
なお、本事業の利用申し込みの受付は、説明会後に改めて案内される予定です。説明会に参加できなかった事業者向けには、後日動画配信が予定されています。
また、本事業のサービス利用に係る月額利用料については、試用期間6か月分を区が負担する支援も行われます。令和7年度に本事業を利用した事業所も、引き続き利用可能です。
地域と介護現場をつなぐ新たな支援策として期待
介護現場では、専門職が本来業務に集中できる環境づくりが求められています。
「スケッター」のように地域住民が周辺業務を支える仕組みは、介護人材不足への対応だけでなく、地域住民が福祉に関わるきっかけづくりとしても注目されそうです。
参照元:目黒区 介護事業所有償ボランティアマッチング支援事業のオンライン概要説明会を開催します、介護事業所を支援するスケッター(有償ボランティア)を募集しています

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





