近年の猛暑により、熱中症対策の重要性が高まっています。特に低所得世帯では、エアコンの設置や買い替えにかかる費用が負担となるケースも少なくありません。
東京都武蔵村山市では、こうした健康被害を防ぐため、「低所得世帯向けエアコン設置緊急支援事業」を実施しています。
本事業には、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」および都の補助金が活用されています。
目次
この記事でわかること
- 武蔵村山市の低所得世帯向けエアコン設置補助の対象世帯・対象経費と、最大10万円の補助内容
- 代理受領方式と償還払い方式の2つの購入方法の違いと、それぞれの申請の流れ
- 認定申請期限(9月30日)や交付申請期限(11月30日)などの申請スケジュールと注意点
最大10万円を補助|新規設置や買い替えが対象
本事業は、低所得世帯における熱中症などの健康被害を予防することを目的とした制度です。
対象となる世帯
対象となるのは、令和7年度または令和8年度の世帯状況が次のいずれかに該当する世帯です。
- 世帯全員が市町村民税非課税または均等割のみ課税である世帯
- 児童扶養手当を受給している方と、その支給対象となる児童を含む世帯
※生活保護法による被保護世帯、中国残留邦人支援法による支援給付受給世帯など、一部対象外となる世帯があります。また、武蔵村山市にDV避難中で他市に住民票がある方も対象となる場合があるため、市へ相談してください。
補助対象となるエアコン
補助対象となるのは、令和8年4月1日から10月31日までに購入し、補助対象者が居住する市内の住宅に、壁または窓枠に固定して設置する家庭用エアコンです(事業用は対象外)。
新規設置、追加設置、既設エアコンの買い替えが対象となります。
補助額・対象経費
補助額は1世帯1台まで、上限10万円です。
対象経費には、エアコン本体の購入費のほか、配送費、設置工事費、撤去費、リサイクル費が含まれます。
また、東京都の「東京ゼロエミポイント」との併用も可能で、その場合はポイント利用後の請求金額が補助対象となります。
申請は9月30日まで 購入方法は2種類
制度を利用するには、まず補助認定申請を行い、市の認定を受ける必要があります。認定申請期間は令和8年9月30日までです。
なお、償還払い方式でエアコンを購入した場合は、設置後に別途「補助金交付申請」を行う必要があります。交付申請の受付期間は、設置後から令和8年11月30日までです。
認定を受けただけでは補助金は交付されないため、購入・設置後は忘れずに交付申請を行いましょう(代理受領方式の場合は、以降の手続きを販売店が代行するため、交付申請は不要です)。
購入方法は2つ
エアコンの購入方法は、次の2種類から選べます。
- 代理受領方式:市内登録販売事業者で購入し、補助金相当額を購入時に差し引く方法
- 償還払い方式:購入時に費用を全額支払い、設置後に補助金の交付申請を行って補助金を受け取る方法
利用時の注意点
- 家電量販店などで付与されるポイントを利用した分は補助対象外です。
- 延長保証に要する経費、電池等消耗品の購入費、購入店舗またはその指定業者以外が行う設置工事費は補助対象外です。
- 賃貸住宅にお住まいの場合は、エアコン設置承諾書の提出が必要です(都営住宅は除く)。
- 認定前に購入することも可能ですが、認定申請期間内(9月30日まで)に申請が必要です。審査の結果、対象外となった場合は補助を受けられませんのでご注意ください。
申請先・問い合わせ先
認定申請は、郵送・持参のほか、専用申請フォームからも受け付けています。
申請時には、認定申請書、誓約書、本人確認書類のほか、該当する世帯は課税(非課税)証明書や児童扶養手当受給証書などの提出が必要です。
郵送・持参先は武蔵村山市役所4階 中部地区会館406会議室「低所得世帯向けエアコン設置緊急支援事業コールセンター」です。
制度に関する問い合わせは、低所得世帯向けエアコン設置緊急支援事業コールセンター(電話:0120-604-057)で受け付けています(受付期間:令和8年6月1日〜11月30日、平日8時30分〜17時15分)。
安心して夏を過ごすために制度を活用
本制度は、経済的な負担を軽減し、安全な住環境づくりを後押しする取り組みです。対象となる可能性がある世帯は、申請期限や要件を確認し、暑さが本格化する前に制度の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
参照元:武蔵村山市 低所得世帯向けエアコン設置緊急支援事業

介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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