2026年4月2日、株式会社ネオキャリアは、同社が運営する介護職向け人材サービス「ナイス!介護」の利用者515名を対象に実施した、求人サービスの利用実態に関する調査結果を公表しました。
調査では、「働き方の選択肢の多さ」を重視する求職者が60.2%と最多となっているようです。
こうした結果から、介護職の求職者は求人の量だけでなく、自身の生活に合った働き方や条件を重視する傾向が強まっていると考えられます。
働き方の選択肢と希望提案が重視される理由

同調査によると、求人サービスを選ぶ際に重視されるポイントとして、「雇用形態や勤務時間など働き方の選択肢の多さ」が60.2%で最多となり、「希望を尊重した仕事提案」が56.9%で続いています。
この結果から、求職者は単に求人情報の多さではなく、自分に合った働き方が選べるかどうかを重視している様子がうかがえるでしょう。
また、「就業後の継続的なフォロー体制」や「登録から就業までのサポート体制」に関する回答も一定数あり、就業前後を通じた支援の質もサービス選びの判断材料となっているようです。
介護現場では働き方の負担が課題となることも多く、こうした支援の有無が安心感につながっている可能性があります。
複数サービス利用が一般化する求職行動

これまでの求職活動で利用した求人サービス数については、「1社」が42.9%、「2〜4社」が51.3%、「5社以上」が5.8%という結果でした。2社以上を利用した経験がある求職者は57.1%と、約6割でした。
この結果から、介護職の求職活動では1つのサービスに依存するのではなく、複数のサービスを比較しながら進める行動が広がっているとみられます。
求人内容や条件はサービスごとに異なるため、より自分に合う職場を見つけるために「探し直し」が行われている可能性も示唆されています。
求職者ニーズに応えるサービス設計の重要性
今回の調査結果からは、介護職の求職者が「働き方の柔軟性」と「個別ニーズへの対応」を重視している傾向が示されているようです。
一方で、複数サービスの併用が一般化している点から、1つのサービスだけで十分なマッチングを実現する難しさも浮き彫りになっています。
今後は、求人情報の量だけでなく、求職者一人ひとりの生活スタイルや希望条件にどれだけ寄り添った提案ができるかが、サービスの差別化につながる重要な要素になっていくと考えられるでしょう。
編集部より
介護業界では人材不足が続く中で、求職者の価値観も変化しています。今回の調査結果は、「働く場所」だけでなく「働き方」を重視する傾向が強まっている現状を示しているといえます。
柔軟な働き方の提示や丁寧なマッチングが進めば、離職防止や定着率の向上にもつながる可能性があり、今後のサービスのあり方に注目が集まりそうです。
参照元:プレリリース





