この記事では、杉並区で介護保険サービスを利用するための「要介護認定」の申請方法について、手続きの流れや必要なもの、相談窓口などを解説します。
ご自身やご家族が介護を必要と感じた際の、最初の一歩としてお役立てください。
目次
この記事でわかること
- 杉並区で要介護認定を申請する際に必要な書類や、窓口・郵送・電子申請それぞれの申請方法
- 申請後の訪問調査から認定結果の通知までの流れと、各ステップで押さえておきたいポイント
- 手続きに困ったときの相談先である地域包括支援センター(ケア24)や介護保険課の連絡先
「要介護認定」とは?
要介護認定とは、どのくらいの介護が必要かを判断するための公的な審査です。この認定を受けることで、訪問介護やデイサービスなどの介護保険サービスを、原則1〜3割の自己負担で利用できるようになります。
杉並区では、65歳以上の方(第1号被保険者)で日常生活に介護が必要になった方が対象です。40〜64歳の方(第2号被保険者)は、加齢に伴う特定疾病が原因で介護が必要になった場合に対象となります。
申請できる人
以下のいずれかに該当する方が申請できます。
- 介護保険の被保険者ご本人またはご家族
- ケアマネジャーや介護保険施設による代行申請も可能です。
(注)代行申請を依頼する場合、代行手数料の有無については代行者にご確認ください。
申請に必要なもの
- 介護保険 要介護認定・要支援認定申請書および訪問調査員用連絡票
- 介護保険被保険者証(介護保険証)
- 65歳未満の方のみ:健康保険の加入関係が確認できるもの(「有効な健康保険証(マイナ保険証は除く「資格情報のお知らせ」「資格確認書」等)※郵送の場合はいずれかのコピーを送付してください。
(注)窓口で申請する場合は、主治医がわかるもの(診察券など)もご持参ください。
申請書は杉並区公式サイトからダウンロードできるほか、各申請窓口にも用意されています。
申請窓口と受付時間
以下のいずれかの方法で申請できます。
窓口申請
- 介護保険課認定係(区役所東棟3階):月曜日〜金曜日 午前8時30分〜午後5時
- 各地域包括支援センター(ケア24):月曜日〜土曜日 午前9時〜午後5時
郵送申請
介護保険課認定係あてに、申請書と添付書類を郵送してください。
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号 杉並区役所 介護保険課認定係
電子申請
マイナポータルの「ぴったりサービス」から電子申請も可能です。
申請後の流れ
申請後の流れについては、以下の4ステップです。
1.訪問調査
申請後、訪問調査員がご自宅などを訪問し、心身の状況について聞き取り調査を行います。訪問調査員用連絡票の連絡先には、日中の連絡先をお二人分まで記入しておきましょう。
2.主治医意見書
主治医意見書の作成は、区から主治医(かかりつけ医)に直接依頼します。ご自身で用意する必要はありませんが、申請書の主治医欄は正しく記入してください。
3.審査判定
訪問調査の結果をもとにしたコンピュータ判定(一次判定)と、主治医意見書・訪問調査の特記事項をもとに、介護認定審査会(医療・保健・福祉の専門家で構成)が審査を行います(二次判定)。
4. 認定結果の通知
原則として申請から30日以内に、認定結果通知書と介護保険被保険者証が届きます。30日以内に結果を通知できない場合は、遅延通知が送付されますのでご確認ください。
認定結果は「要支援1〜2」「要介護1〜5」のいずれかの区分、または「非該当」となります。
困ったらまず相談を
手続きがわからない場合は、まずお近くの地域包括支援センター(ケア24)に相談しましょう。申請のサポートも受けられます。
問い合わせ先
杉並区 保健福祉部 介護保険課認定係 電話番号:03-5307-0653
介護が必要になったとき、最初のステップがこの認定申請です。1人で抱え込まず、専門家の力を借りながら手続きを進めていきましょう。
参照元:杉並区 介護保険 要介護認定・要支援認定

執筆者紹介
医療と介護をつなぐ「安心のサポーター」。現場のリアルな知恵を届けます
看護師・ケアマネジャー:訪問看護やデイサービス勤務を通して、介護の現場に携わってきました。また、病院で看護師として勤務した経験を持ち、医療と介護の両方の視点から、現場で得た知識や経験をわかりやすくお届けします。





