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東京都葛飾区では、介護現場の業務効率化や職員の負担軽減、職場環境の向上を目的とした「介護サービス事業所等ICT化促進費助成金」を実施しています。研修やコンサルティング、ソフトウェア導入にかかる費用の一部を事前に助成(先払い)する制度で、導入後の請求を待たずに支援を受けられます。
目次
この記事でわかること
- 葛飾区の「介護サービス事業所等ICT化促進費助成金」で利用できる3つの助成メニュー(研修・コンサルティング・ソフトウェア導入)の内容と助成上限額
- 助成対象となる経費や申請時に注意すべきポイント(過剰な仕様や法人内のみの見積もりに関する制限など)
- 申請前に必要なメールでの事前相談の方法と連絡先
助成対象と申請時のポイント
対象となるのは、葛飾区内の介護サービス事業所・施設です(研修メニューは複数事業所による団体申請も対象)。
申請は法人ごとに取りまとめて行う必要があり、団体申請の場合は代表法人が申請および助成金の受領を行います。
また、過剰な仕様や不要な機能を含む導入内容は助成対象外または減額となる場合があり、法人内やグループ内のみでの見積もり・発注では認められないケースもあるため注意が必要です。
選べる3つの助成メニュー
ニーズに合わせて以下のメニューを組み合わせて活用できます。
① 職員のICTスキル向上に資する研修経費助成事業
ICT活用能力向上のための研修費用を支援します。
【助成上限額】
- 1事業所あたり22万5,000円(単独申請の場合)
- 団体申請の場合は最大75万円
対象となる研修は、パソコンやタブレットの基本操作、Word・Excel操作、介護業務支援システムや介護ロボットの操作研修、社内ICT担当向けヘルプデスク研修、情報セキュリティ研修などです。
対象経費には、受講料やテキスト代、入学金、講師謝礼、会場使用料、研修運営委託料、研修用パソコンのリース料のほか、研修参加中の代替職員給与や派遣料、残業代なども含まれます。
② ICT化に資する業務効率化コンサルティング経費助成事業
専門家による業務改善やICT導入支援を受けるためのコンサルティング費用を助成します。
【助成上限額】
90万円
【助成率】
9/10(費用の9割が助成されますが、助成額の上限は90万円です)
対象経費はコンサルティング会社への委託料です。介護現場の負担軽減や具体的な業務改善につながる内容であることが条件となり、同一内容の繰り返しや過剰な回数設定は認められない場合があるため注意が必要です。
③ ICT化に資するソフトウェア導入経費助成事業
研修助成またはコンサルティング助成を受けた事業者を対象に、ソフトウェア導入費用を支援します。
【助成上限額】
7万5,000円
【助成率】
3/4
対象経費は、ソフトウェア購入費や初期設定費です。導入するソフトウェアは、介護業務の効率化や負担軽減に直接活用されるものが条件で、勤怠管理ソフトや表計算ソフトはその例として挙げられています。
一方で、振込手数料、クレジットカード分割手数料、メンテナンス費用、リース料などは対象外です。
申請前にはメールで事前相談を
申請を希望する場合は、まずメールで事前相談を行います。
件名は「(事業所名)ICT化事前相談」とし、
- 検討している助成メニュー
- 導入概要(詳細資料を添付)
を記載して送付しましょう。
担当者から折り返し連絡があり、申請手続きについて案内されます。
事前相談先
Eメール:073000@city.katsushika.lg.jp
活用を検討する際の注意点
助成対象となるICT機器やソフトウェア、研修内容は、介護現場の業務効率化や職員負担軽減に直接役立つ内容であることが求められます。また、見積もりは相見積もりを取得するなど、適正価格であることを確認したうえで申請することが重要です。
詳細な制度内容や助成金チラシ、活用事例については葛飾区公式資料を確認し、早めに事前相談を行うことをおすすめします。
参照元:葛飾区 葛飾区介護サービス事業所等ICT化促進費助成金

介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。
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