【5/5追記】令和8年度の最新情報を反映しました。
「最近、周りで帯状疱疹になったという話をよく聞く」「皮膚の痛みが長く残ると聞いて不安」——加齢や免疫力の低下によって発症する帯状疱疹は、50歳代から発症率が高まり、70歳代でピークを迎えるとされています。
立川市では、令和7年度から帯状疱疹ワクチンの定期接種を実施。本記事では、令和8年度の対象者・ワクチンの種類・接種の流れをわかりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- 令和8年度に帯状疱疹ワクチンの定期接種を受けられる対象者の年齢・生年月日と、特定の障害がある方の要件
- 生ワクチン(ビケン)と不活化ワクチン(シングリックス)の接種回数・自己負担額・予防効果の違い
- 予診票の取得から医療機関での接種までの具体的な手順と、市外医療機関を利用する場合の対応方法
令和8年度の対象者
特例措置期間(令和7年4月〜令和12年3月)のうち、令和8年度は以下の年齢に該当する方が対象です。
年齢別の対象者
| 年齢 | 生年月日 |
|---|---|
| 65歳 | 昭和36年4月2日〜昭和37年4月1日 |
| 70歳 | 昭和31年4月2日〜昭和32年4月1日 |
| 75歳 | 昭和26年4月2日〜昭和27年4月1日 |
| 80歳 | 昭和21年4月2日〜昭和22年4月1日 |
| 85歳 | 昭和16年4月2日〜昭和17年4月1日 |
| 90歳 | 昭和11年4月2日〜昭和12年4月1日 |
| 95歳 | 昭和6年4月2日〜昭和7年4月1日 |
| 100歳 | 大正15年4月2日〜昭和2年4月1日 |
特例措置期間の対象者には、その年度の当初(4月上旬)に郵送で接種案内(予診票)が送付されます。
特定の障害がある方
接種日時点で60歳〜64歳であり、ヒト免疫不全ウイルスにより日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方も対象です。
原則として、障害者手帳1級(該当障害の単独で1級の方のみ。総合等級が1級でも該当障害が2級以下の場合は対象外)をお持ちの方が該当します。
選べる2種類のワクチン
接種回数や1回あたりの自己負担額などが異なります。
接種にあたっては、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方をご理解いただいた上でご判断ください。ワクチンの種類についてはかかりつけ医とご相談の上、選択してください。
| 項目 | 生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス) |
|---|---|---|
| 接種回数 | 1回 | 2回(2回目まで2〜6か月) |
| 1回あたりの自己負担額 | 4,000円 | 10,000円 |
| 接種方法 | 皮下注射 | 筋肉注射 |
| 発症予防効果 | 69.8% | 96.6% |
| 持続性 | 5年程度 | 9年以上 |
発症予防効果は50〜59歳に対する数値です。自己負担額を除き、東京都保健医療局ホームページより作成しています。
※生活保護受給者、中国残留邦人等支援給付受給者は自己負担額が免除されます。
接種期間と注意点
令和8年度の接種期間や、不活化ワクチン利用時の注意点、市外の医療機関で接種する場合の対応について整理します。
接種期間
令和8年4月1日から令和9年3月31日まで
不活化ワクチンの注意点
不活化ワクチン(シングリックス)は2回接種が必要で、間隔を2〜6か月空ける必要があります。年度内に完了できるよう、計画的に予約してください。
市外の医療機関を利用する場合
市外の医療機関や老人ホーム等に入院・入所中で、立川市指定医療機関での接種が難しい場合は、条件により償還払い制度を利用できる場合があります。詳細は健康推進課(042-527-3272)へお問い合わせください。
接種の流れ
予診票の取得から接種までの手順を3ステップで紹介します。
1.予診票の取得
特例措置期間の対象者には、4月上旬に予診票(接種案内)が郵送されます。
接種日時点で60〜64歳でヒト免疫不全ウイルスによる障害を有する方は、接種にあたり申し込みが必要です。以下のいずれかの方法で申し込みできます。
- 電話:042-527-3272
- 子育て支援・保健センターへの来館
- インターネットの「帯状疱疹ワクチン申込フォーム」
2.接種の予約
必要書類が届いたら、医療機関に電話で接種の予約をしましょう。
3.接種を受ける
予約した医療機関に、予診票と本人確認書類(マイナンバーカード等)を持参して受診します。生活保護世帯と中国残留邦人の方で証明書を提出された方には免除制度があります。
お問い合わせ先
立川市 保健医療部 健康推進課 予防接種係
- 所在地:〒190-0022 立川市錦町3-3-6 子育て支援・保健センター内
- 電話番号(直通):042-527-3272
- 電話番号(代表・内線):042-523-2111(内線4740)
- ファクス番号:042-521-0422
参照元:立川市 【高齢者】帯状疱疹ワクチン予防接種

執筆者紹介
医療と介護を繋ぐ。20年の看護経験を活かした、命と生活を守る情報発信。
透析看護を中心に、病院・在宅医療の両現場で20年以上のキャリアを持つ現役看護師。医療的ケアが必要な方の生活指導や、患者家族への支援に深く携わる。看護師としての専門知識とケアマネジャーの視点を掛け合わせ、持病を抱えながらの介護や、退院後の生活設計など、医療的な裏付けに基づいた「安心できる介護のあり方」を分かりやすく伝えます。
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