東京都目黒区では、在宅で生活している高齢者や、条件に該当する入院中の方を対象に、「紙おむつ等の支給」を実施しています。
紙おむつや尿取りパッドなどを毎月1回支給する事業で、介護を続ける家族にとっても制度内容を事前に把握しておきたい支援制度です。ここでは、対象者や申請方法、自己負担金の内容を整理します。
目次
この記事でわかること
- 目黒区の紙おむつ等支給事業の対象者と、在宅・入院中それぞれの条件
- 申請方法と配送スケジュール・配送料の仕組み
- 注文金額に応じた自己負担金の発生条件と金額の目安
事業内容と対象の方
カタログに記載された紙おむつや尿取りパッドなどから、合計金額6,600円以内で選択したものが毎月1回支給されます。
対象の方
65歳以上の区内在住で現に失禁状態にある方のうち、要介護2から5の在宅の方です。
入院中で区の紙おむつを使用できる方も対象となりますが、要介護1以下の場合は「高齢者紙おむつ支給申請者入院証明書」の提出が必要です。
介護保険施設入所者は対象外ですが、病院(一般病棟・医療保険適用の療養病床)に入院中の期間に限り対象となります。事前に高齢福祉課への相談が必要です。なお、生活保護受給者は対象になりません。
申請方法と配送
申請は、高齢福祉課または各包括支援センターで「高齢者紙おむつ支給申請書」を提出します。
配送スケジュール
申請のタイミングによって、最初の配送時期が変わります。
- 毎月13日までに申請受理:当月20日〜25日に配送
- 毎月25日までに申請受理:翌月1日〜10日に配送
- 2回目以降:毎月1日〜10日に配送
配送方法
- 自宅へ配送
- 日時指定は不可
配送料
- 無料:目黒区内・隣接区(世田谷区・大田区・品川区・渋谷区)の病院(事前に病院の了解が必要)
- 有料:上記以外の地域(都外も可)、費用は800円(税込)となります。
申請時期によって初回の到着時期が変わるため、早めの手続きが安心です。
自己負担金について
自己負担金は1,500円以上から発生し、100円〜600円まで段階的に設定されています。6,601円以上の場合は600円に超過分(合計金額−6,600円)が加算されます。支払いは配送時または振込で対応可能です。
利用時の注意点
内容の変更や配送の一時休止は委託会社へ連絡することで対応できます。制度を利用する際は、対象条件や申請期限を事前に確認し、適切に手続きを進めることが重要です。
また、入院中のおむつ代支給については、こちらの記事をご確認ください。
参照元:目黒区 紙おむつ等の支給、紙おむつ支給カタログ、高齢者紙おむつ支給申請書

執筆者紹介
介護現場の「伴走者」。豊富な相談実績から、最適な選択肢を提案します。
介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)での相談援助職を経て、現在は多角的な視点から介護支援を行う。社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャーの3つの資格を保持し、制度の裏側から現場のリアルまでを熟知。これまで数多くの家族の悩みに向き合ってきた経験から、読者の「今、どうすればいい?」に対する的確な解決策を提示します。





