葛飾区において、医療ニーズの高い要介護者の在宅生活を支える新たな介護サービス拠点として、看護小規模多機能型居宅介護事業所「クラシオテラス葛飾物語」が2026年6月1日に開設されました。
看護小規模多機能型居宅介護は、利用者の状態や希望に応じて「通い(デイサービス)」を中心に、「訪問介護」「訪問看護」「泊まり(ショートステイ)」を組み合わせて利用できるサービスです。
医療と介護を一体的に提供できることから、在宅生活を継続したい高齢者やその家族を支える地域密着型サービスとして位置付けられています。
目次
この記事でわかること
- 看護小規模多機能型居宅介護(看多機)の特徴と、通い・訪問・泊まりを組み合わせた柔軟なサービス内容
- 葛飾区に新たに開設された「クラシオテラス葛飾物語」の概要と申込方法
- 医療ニーズの高い要介護者の在宅生活を支える看多機の役割と活用のポイント
看護小規模多機能型居宅介護とは
看護小規模多機能型居宅介護(看多機)は、医療ニーズの高い要介護者が住み慣れた地域で暮らし続けられるよう支援する介護保険サービスです。
通いサービスを中心に、利用者の状況に応じて訪問介護や訪問看護、泊まりサービスを柔軟に組み合わせて利用できることが特徴です。
複数の事業所と契約する必要がないため、利用者や家族の負担軽減につながるほか、同じ事業所が継続して支援を行うことで、利用者の状態変化にも対応しやすい仕組みとなっています。
医療と介護の連携を支えるサービス
厚生労働省によると、看護小規模多機能型居宅介護は、医療ニーズの高い高齢者の在宅生活を支えるサービスとして整備が進められています。
一般的に、看護小規模多機能型居宅介護では、訪問看護と介護サービスを一体的に提供できることが特徴です。
そのため、退院後の在宅療養支援や医療的ケアが必要な方への支援、終末期における在宅生活の支援などにおいて重要な役割を担っています。
また、登録制の地域密着型サービスとして運営されており、少人数の利用者に対して継続的な支援を行う仕組みが採用されています。
ただし、具体的なサービス内容や対応可能な医療的ケア、受け入れ体制などは事業所ごとに異なるため、利用を検討する際は個別に確認することが大切です。
「クラシオテラス葛飾物語」の概要
今回開設された「クラシオテラス葛飾物語」の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業所名 | クラシオテラス葛飾物語 |
| 開設日 | 2026年6月1日 |
| 所在地 | 東京都葛飾区東立石2-18-4 |
| 運営法人 | 株式会社サンドリーム |
| 対象者 | 原則として葛飾区在住で要介護1以上の認定を受けた方 |
| 申込方法 | 事業所へ直接申し込み |
| 電話番号 | 03-5671-0092 |
| 受付時間 | 平日 午前9時~午後5時30分 |
利用を希望する場合は、事業所へ直接申し込みます。
在宅生活を支える新たな選択肢に
高齢化の進展に伴い、医療的ケアを受けながら自宅で生活したいと考える高齢者は増加しています。一方で、家族だけで介護や見守りを担うことに不安を感じるケースも少なくありません。
看護小規模多機能型居宅介護は、通い・訪問・泊まり・訪問看護を組み合わせながら支援できることから、在宅生活の継続を支援する地域密着型サービスとして期待されています。
今回、葛飾区内に新たな看護小規模多機能型居宅介護事業所が開設されたことで、要介護高齢者やその家族にとって選択肢が広がることになりそうです。
サービス内容や利用条件の詳細については、クラシオテラス葛飾物語へ直接問い合わせることで確認できます。
参照元:厚生労働省 看護小規模多機能型居宅介護、葛飾区 看護小規模多機能型居宅介護事業所が開設されました

執筆者紹介
「福祉現場の架け橋」として、20年の経験から心に寄り添うヒントを。
介護福祉士および保育士として、高齢者介護から障がい福祉、保育まで、世代を問わず20年以上福祉の最前線に携わる。現場での豊富な実践経験を活かし、単なる制度解説に留まらない「介護する側・受ける側」双方の気持ちに寄り添った発信が持ち味。複雑な介護保険制度も、家族の視点に立って分かりやすく紐解きます。
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